小学校の内科検診
小学校での内科検診の話です。
小学生はまだ子どもですから、高校生の内科検診のような問題はありません。
どちらかと言えば、遠足に行っている気分でしょうか。
机に座っての勉強ではなく、みんなでガヤガヤできるからです。
内科検診だけではなく、耳鼻科検診、歯科検診なども行われます。
それぞれの検診で病気が見つかる生徒もいます。
日本全国で見ると、学校の内科検診で重大な病気が見つかるケースも稀ではないのです。
小学生の時の内科検診は、先生から聴診器を当ててもらうことが楽しい様子ですね。
学校の内科検診は基本的に大人の健康診断と同じようなことです。
ただ、全校生徒を一度に診察しますから、時間がかかるのです。
また、小学生の時には一列に並ばせて、スムーズに進行するように仕向けなければなりません。
先生たちが苦労している様子ですね。
身長や体重の測定では、去年より身長が伸びたことが素直にうれしい年代です。
体重も全体としては軽いですね。
周りから見てわかる程度に太っている子どもは体重のことを気にしているかもしれません。
しかし、小学生でダイエットをする人はいませんよね。
健康を損なうことにもなりますし、それだけの強い意志を持ってはいないからです。
学校便りなどには内科検診の様子が書かれています。
子どもたちには内科検診を受ける時の心構えみたいなものが先生から教えられます。
聴診器を当てられる時には背筋を伸ばすとか、終わったらお礼を言うなどです。
内科検診の医学的な内容を説明する必要はありませんが、教育の一環として取り組まれているのです。